エンスター・グループ・リミテッド、第3四半期報告書を提出

  • 2021年9月30日に終了した3か月間及び9か月間の純損失は1億9,600万ドル (約222億8,245万円)、純利益は3億6,460万ドル (約414億3,934万円)
  • 2021年9月30日に終了した3か月間及び9か月間の非GAAP営業損失1は1億7,600万ドル (約200億222万円)、非GAAP営業利益1は3億9,820万ドル (約452億5,722万円)
  • 2021年9月30日現在の一株当たりの完全希薄化簿価は307.09ドル (約34,933円) 、前年比26.7%増

バミューダ諸島ハミルトン発, Nov. 08, 2023 (GLOBE NEWSWIRE) — エンスター・グループ・リミテッド (Enstar Group Limited) (Nasdaq: ESGR) は、Form 10-Qの四半期報告書を本日SECに提出し、2021年9月30日に終了した3か月間及び9か月間の損益及び財政状態の報告を行った。

エンスターは、2021年9月30日に終了した3か月間及び9か月間で、それぞれ1億9,600万ドルの連結純損失 (約222億9657万円) (完全希薄化普通株式一株当たり10.68ドル (約1,215円) の損失) 、及び3億6,460万ドル (約414億7,617円) の連結純利益 (完全希薄化普通株式一株当たり17.53ドル (約1,994円)の利益) を報告。2020年9月30日までの3か月間及び9か月間の連結純利益はそれぞれ6億1500万ドル (約1,994円) (完全希薄化普通株式一株当たり28.24ドル (約3,213円)) 及び8億9,670万ドル (約102億67万円) (完全希薄化普通株式一株当たり41.14ドル (約4,680円)) であった。

2021年9月に終了した3か月間の純損失の主な要因は次の通り:

  • 15億ドル (約1,706億1,600万円) を償還した当社の連結変動持分事業体であるInRe Fundに関連する2億8,520万ドル (約324億3,494万円) を含む、2億7,330万ドル (約310億7,899万円) の正味実現損失及び未実現損失。 償還決定後、InRe Fundの投資は、中国及びその他の世界の株式市場における大幅なボラティリティの影響を受けた。2021年9月30日時点で4億4,770万ドル (約509億1,871万円) だったInRe Fundの残りの投資ポートフォリオについては、秩序立てて縮小を続けている。

2021年9月に終了した9か月間の純利益の主な要因は次の通り:

  • 当社の連結変動持分事業体、その他の投資及び株式に関連する2億9,980万ドル (約340億9,251万円) を含む、2億3,100万ドル (約262億7,232万円) の純投資収益と1億1,120万ドル (約126億4,711万円) の純実現及び未実現利益は、債券に関連する1億8,860万ドル (約214億4,967万円) の純実現及び未実現損失により部分的に相殺された。
  • 持分法投資による利益は1億80万ドル (約114億5,601万円) 。

2021年9月30日に終了した3か月間及び9か月間の非GAAP営業損失1は1億7,600万ドル(約200億222万円) (完全希薄化後普通株式一株当たり9.59ドル (約1,091円) の損失) 、非GAAP営業利益1は3億9,820万ドル(約452億5,503万円) (完全希薄化後普通株式一株当たり19.15ドル (約2,178円) の利益)。 2020年9月30日に終了した3か月間及び9か月間の非GAAP営業利益はそれぞれ5億7,440万ドル(約652億7,999万円) (完全希薄化後一株当たり26.37ドル(約2,999円)の利益) 及び8億420万ドル(約913億9,653万円) (完全希薄化後一株当たり36.89ドル(約4,196円)の利益) であった。

2021年9月30日現在のエンスターの普通株主資本は、56億ドル (約6,370億円) (完全希薄化後普通株式一株当たり307.09ドル (約34,900円)) であった。これに対して、2020年3月31日時点では62億ドル (約6,742億円) (完全希薄化後普通株式一株当たり281.20ドル (約31,958円)) であった。エンスターのWebサイト (www.enstargroup.com) で入手可能なForm 10-Qには、エンスターの事業及び業績に関する詳細な説明が記載されている。

エンスターについて

エンスター (Enstar) は、バミューダ諸島、米国、英国、欧州大陸、オーストラリア、その他の国際拠点にあるグループ企業ネットワークを通じて、画期的な資本リリースソリューションを提供する、NASDAQ上場の大手グローバル保険グループである。同社は、レガシー買収のマーケットリーダーとして、2001年の創業以来、110社を超える企業やポートフォリオを取得してきた実績を持つ。For further information about Enstar, see www.enstargroup.com.

非GAAP営業利益

エンスターの米国GAAPに準じて決定された普通株主に帰属する純損益及び希薄化後の普通株一株当たりの損益報告のほか、SECレギュレーションGに定義された非GAAP財務指標である、エンスターの普通株主に帰属する非GAAP営業損益及び希薄化後の普通株一株当たりの非GAAP営業損益についての報告が、当社の業績に関する貴重な指標となる。

非GAAP営業損益は、以下を除くエンスター普通株主に帰属する純損益である:(i) 純損益に含まれる、直接運用している固定満期投資及び保有ファンドの純実現損益及び純未実現損益、(ii) 公正価値オプションを選択した保険契約の公正価値の変動、(iii) 該当する場合は子会社売却の損益、(iv) 該当する場合は非継続事業からの純損益、(v) 該当する場合はこれらの調整の税効果、及び (vi) 該当する場合は非支配持分への調整部分の帰属。純損益に含まれる、直接運用している固定満期投資及び保有ファンドの純実現損益及び純未実現損益、及び公正価値オプションを選択した保険契約の公正価値には、主に市況及び一般的な経済状況により期間ごとに大幅な変動があり、当社の収益に対するこれらの影響は中核事業の業績を反映するものではないため、これらの影響を除外している。当社では、子会社の売却による損益及び非継続事業からの純損益は、当社の中核事業の業績を反映するものではないため、これらの影響を除外している。希薄化後の普通株式一株当たりの非GAAP営業損益は、非GAAPベースの営業利益計算に使われた希薄化後一株当たりの調整額を除外した希薄化後の普通株式一株当たりの純利益である。

当社では、連結財務諸表の読者は、これらの非GAAP指標を活用することで、当社の経営陣が当社の事業活動のパフォーマンスを分析する方法とより合致する方法で当社の業績を分析しやすくなると考えている。当社では、他社とは異なる定義や計算が行われている可能性のあるこれらの非GAAP財務指標を発表することにより、当社の連結財務成績の理解を向上させられると考えている。これらの指標は、米国GAAPに準じた計算に代わるものと見なされるべきではない。

エンスターの普通株主に帰属する非GAAP営業益は、以下の表に示す通り、連結損益計算書の中の特定の項目を、最も近いGAAP財務指標であるエンスターの普通株主に帰属する純利益に加算するか又はそこから差し引くことによって計算されている。

  Three Months Ended   Nine Months Ended
  September 30,   September 30,
  2021   2020   2021   2020
  (expressed in thousands of U.S. dollars, except share and per share data)
Net earnings (loss) attributable to Enstar ordinary shareholders $ (195,958 )     $ 615,013       $ 364,565       $ 896,745    
Adjustments:              
Net realized and unrealized (gains) losses on fixed maturity investments and funds held – directly managed (1) 86,816       (67,294 )     182,855       (207,097 )  
Change in fair value of insurance contracts for which the fair value option has been elected (10,877 )     21,042       (68,636 )     96,848    
Net gain on purchase and sales of subsidiaries (46,688 )     —        (61,582 )     —     
Net earnings from discontinued operations —        (4,031 )     —        (810 )  
Tax effects of adjustments (2) (3,317 )     5,771       (14,596 )     19,070    
Adjustments attributable to noncontrolling interest (3) (6,013 )     3,881       (4,372 )     (536 )  
Non-GAAP operating income (loss) attributable to Enstar Group Limited ordinary shareholders (4) $ (176,037 )     $ 574,382       $ 398,234       $ 804,220    
               
Diluted net earnings (loss) per ordinary share (5) $ (10.68 )     $ 28.24       $ 17.53       $ 41.14    
Adjustments:              
Net realized and unrealized (gains) losses on fixed maturity investments and funds held – directly managed (1) 4.73       (3.09 )     8.79       (9.50 )  
Change in fair value of insurance contracts for which the fair value option has been elected (0.59 )     0.97       (3.30 )     4.44    
Net gain on purchase and sales of subsidiaries (2.54 )     —        (2.96 )     —     
Net earnings from discontinued operations —        (0.19 )     —        (0.04 )  
Tax effects of adjustments (2) (0.18 )     0.26       (0.70 )     0.87    
Adjustments attributable to noncontrolling interest (3) (0.33 )     0.18       (0.21 )     (0.02 )  
Diluted non-GAAP operating income (loss) per ordinary share (4) (5) $ (9.59 )     $ 26.37       $ 19.15       $ 36.89    
               
Weighted average ordinary shares outstanding:              
Basic 18,349,483       21,578,106       20,502,755       21,564,447    
Diluted 18,548,368       21,778,729       20,793,640       21,799,627    

(1) 確定期日証券に関連する純実現損益及び純未実現損益を表す。当社の確定期日証券は当社の貸借対照表に直接計上されており、「保有ファンド - 直接運用」残高にも含まれている。当社の純実現損益及び純未実現損益の詳細については、2021年7~9月のForm 10-Qの四半期報告書の項目1に記載されている当社の連結財務諸表の注記5「投資」を参照のこと。
(2) 適用される管轄税率で計算された、税引き前調整が関連する特定の国の税金費用又は利益の総計を表す。
(3) 調整が適用される特定の子会社に関連する非支配持分に帰属する純損益に対する調整の影響を表す。
(4) 非GAAP財務指標。
(5) 損失期間において、希薄化される可能性のある有価証券を含めることによって希薄化されなくなるため、希薄化後の普通株式一株当たりの損失を計算する場合の分母には、基本加重平均発行済株式を使用する。

注意事項

本プレスリリースには、1995年米国証券民事訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995) の意義の範囲内で、将来の見通しに関する記述が含まれている。これらの記述には、エンスター及びその経営陣の意図、確信、あるいは現時点での予想に関する記述が含まれている。これらの将来の見通しに関する記述は、記述が行われた時点での事柄を述べているに過ぎず、将来の業績を保証するものではなく、リスクや不確実性が含まれること、及び実際の結果は、さまざまな要因により将来の見通しに関する記述で予想されている状態とは実質的に異なる可能性があることを投資家に警告する。エンスターに関する重要なリスク要因については、同社の2020年12月31日までの事業年度のForm 10-K (年次報告書)、及び2021年9月30日に終了した四半期のForm 10-Q (四半期報告書) の見出し「リスク要因」に記載されており、言及としてここに組み込まれているものとする。さらにエンスターは、法律によって義務づけられている場合を除き、将来の見通しの変更や、かかる記述のもとになる出来事、条件、状況、あるいは前提の変更を反映するように書面又は口頭で将来予想に関する記述を更新する義務を負わず、また本プレスリリースに含まれる将来の見通しに関する記述の更新あるいは改訂を公式に発表する義務も負わない。
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非GAAP営業損益及び完全希薄化後の普通株式一株当たりの非GAAP営業損益は、SEC レギュレーション Gで定義されている非GAAP財務指標である。これらの非GAAP指標と最も比較可能なGAAP財務指標との調整 (エンスターの普通株主に帰属する純損益及び普通株式一株当たりの希薄化後純損益) は、これらの項目の提示理由の説明とともに、以下に記載。

問い合わせ先:Enstar Communications
電話:+1 (441) 292-3645

Enstar Group Limited