- 2021年第3四半期のEPS*の報告値および調整値は、それぞれ1.75ドル、1.67ドルとなり、それに対して2020年第3四半期のEPSの報告値および調整値はそれぞれ1.36ドル、1.77ドルであった。
- 同社は、2021年度通期の調整後EPSは、前回発表した通期見通しの6.45ドルから6.85ドルを上回る6.65ドルから7.00ドルの範囲になると見込んでいる。
イリノイ州ウエストチェスター発, Nov. 06, 2023 (GLOBE NEWSWIRE) — 食品飲料製造業を対象とした原材料ソリューションの世界トップクラスのプロバイダーであるイングレディオン・インコーポレーテッド (Ingredion Incorporated) (NYSE: INGR) は本日、2021年第3四半期の決算報告を行った。2021年および2020年の米国で一般的に受け入れられている財務基準 (GAAP: 米国財務基準) に沿って報告されたこの決算には、同社が提示したnon-GAAP財務指標からは除外されている項目が含まれる。
イングレディオン社の社長兼CEOであるジム・ザリー (Jim Zallie) は次のように述べている。「当四半期は、お客様の旺盛な需要を満たすために適切に管理された販売活動を行った結果、売上高が17%上がり、優れたトップラインの業績を達成することができました。全地域で、グローバルなサプライチェーンの制約による需要の変化に対応するため、価格構成の管理とお客様とのパートナーシップに明確な焦点を当て、2桁の売上成長を達成しました。同時に、投入コストの上昇にも対応し、事前に予想されていた二桁台後半のトウモロコシのコスト上昇に対し、営業利益の報告値は12%増、調整値は9%減となりました。」
「今回も特殊成分の成長プラットフォームが二桁の純売上高を達成し、当社のその他のポートフォリオを上回る結果となりました。当四半期は、ピュアサークル (PureCircle) の顧客獲得と世界的な需要回復により、減糖・特殊甘味料のプラットフォームで、特殊製品の最大の売上成長を実現しました。さらに、消費者の栄養と健康への関心の高まりが、当社のクリーン&シンプル、テクスチャー、植物由来タンパク質ソリューションへの旺盛な需要を支えています」と付け加えた。
「さらに、将来のポートフォリオを戦略的に形成するために、成長促進のロードマップ (Driving Growth Roadmap) を引き続き実行しています。当四半期には、アルゼンチン事業のアルコー (Arcor) 合弁事業への拠出を完了し、為替変動や高果糖コーンシロップに対するエクスポージャーを削減しました」と付け加えた。「当社のチームは、お客様へのサービスを継続するために、パンデミックによる混乱や不確実性の中でも取り組んだように、世界的なサプライチェーンの制約やインフレの上昇によってもたらされた困難な課題に積極的に取り組んでいます。ステークホルダーの方々のために持続的な価値を創造するために日々努力している従業員を非常に誇りに思っています。」
*調整および希薄化後1株あたり利益 (以下「調整後EPS」)、調整後営業利益、調整後実効税率、調整および希薄化後加重平均普通株式数は、non-GAAPの財務指標である。これらnon-GAAP指標に最も近いGAAP指標については、本ニュースリリースに記載されている要約連結財務諸表に続く「Non-GAAP情報」と題された補足財務情報のII項を参照のこと。
希薄化後1株あたり利益 (EPS)
3Q20 | 3Q21 | YTD20 | YTD21 | |||||||
Reported EPS | $ | 1.36 | $ | 1.75 | $ | 3.45 | $ | 0.74 | ||
Impairment/Restructuring costs | 0.22 | 0.10 | 0.51 | 0.25 | ||||||
Acquisition/Integration costs | 0.06 | 0.06 | 0.10 | 0.09 | ||||||
Impairment (favorable adjustment)*** | – | (0.30 | ) | – | 5.02 | |||||
Tax items and other matters | 0.13 | 0.06 | 0.45 | (0.52 | ) | |||||
Adjusted EPS** | $ | 1.77 | $ | 1.67 | $ | 4.50 | $ | 5.58 |
今期のEPSおよび調整後EPSの変動に影響したと推察される諸要因
3Q21 | YTD21 | |||||
Margin | $ | (0.26 | ) | $ | 0.47 | |
Volume | 0.07 | 0.44 | ||||
Foreign exchange | 0.02 | 0.10 | ||||
Other income | (0.01 | ) | 0.06 | |||
Total operating items | ($ | 0.18 | ) | $ | 1.07 | |
Other non-operating income | – | 0.01 | ||||
Financing costs | (0.05 | ) | (0.05 | ) | ||
Shares outstanding | – | (0.02 | ) | |||
Non-controlling interests | 0.01 | (0.01 | ) | |||
Tax rate | 0.12 | 0.08 | ||||
Total non-operating items | $ | 0.08 | $ | 0.01 | ||
Total items affecting EPS** | $ | (0.10 | ) | $ | 1.08 |
** 端数処理のため、合計は計数の総和と必ずしも一致しない
*** 報告されている業績には、アルゼンチンの事業をアルコー合弁事業に売却したことに関連して第1四半期に計上された3億6,000万ドルの資産減損を、2021年第3四半期の2,000万ドルの有利な調整を差し引いて確定した3億4,000万ドルの正味資産減損を反映している。
財政ハイライト
- 2021年9月30日現在の負債総額は21億ドル、短期投資を含むキャッシュは4億3,800万ドルで、それに対して2020年12月31日時点での負債総額は22億ドル、キャッシュは6億6,500万ドルであった。
- 第3四半期の純資金調達費用は2,000万ドルで、前年同期の資金調達費用と比べて減少したが、これは前年同期の調整後純利益から除外された早期債務消滅費用によるものである。
- 第3四半期の実効税率の報告値および調整値はそれぞれ22.2%および21.5%であり、前年同期はそれぞれ30.1%および26.2%であった。税率の報告値の低下は、主に米国の外国税額控除およびその他の一時的な調整によるものであった。これらの項目は、米ドルに対するメキシコペソの価値の変動により一部相殺された。
- 年初来の資本支出は1億8,600万ドルで、前年同時期に比べて6,400万ドル減少した。
ビジネスレビュー
イングレディオン合計
$ in millions | 2020 Net Sales |
FX Impact |
Volume | Price/mix | 2021 Net Sales |
% change | % change excl. FX |
||
Third quarter | 1,502 | 10 | 39 | 212 | 1,763 | 17 | % | 17 | % |
Year-to-Date | 4,394 | 51 | 261 | 433 | 5,139 | 17 | % | 16 | % |
営業利益 報告値
$ in millions | 2020 | FX Impact |
Business Drivers |
Acquisition / Integration |
Restructuring / Impairment |
Other | 2021 | % change |
% change excl. FX |
||
Third quarter | 153 | 2 | -18 | 2 | 28 | 5 | 172 | 12 | % | 11 | % |
Year-to-Date | 419 | 9 | 90 | 7 | -321 | 20 | 224 | -47 | % | -49 | % |
調整後営業利益
$ in millions | 2020 | FX Impact |
Business Drivers |
2021 | % change | % change excl. FX |
||
Third quarter | 179 | 2 | -18 | 163 | -9 | % | -10 | % |
Year-to-Date | 473 | 9 | 90 | 572 | 21 | % | 19 | % |
純売上高
- 第3四半期および年初来の売上高は、トウモロコシの価格上昇の影響を含む好調な価格構成と、ピュアサークルおよびカテック (KaTech) の実績を含む売上量の増加により、前年同期比で増加した。為替の影響を除くと、売上高は同四半期に17%、年初来で16%それぞれ増加した。
営業利益
- 第3四半期の営業利益は報告値で1億7,200万ドル、調整値で1億6,300万ドルとなり、前年同期比でそれぞれ12%の増加、9%の減少となった。営業利益の報告値の増加は、アルコー合弁事業へのアルゼンチン資産の拠出に関連する純資産減損の有利な調整によってもたらされたが、サウス・スー・シティおよびバンスコイ工場における植物性タンパク質事業の拡張に関連する費用を含む、トウモロコシおよび製造コストの増加によって一部相殺された。調整後営業利益の減少は、植物性タンパク質事業の拡張に関連したコストを含む、トウモロコシおよび製造コストの上昇によるものである。外国為替変動の影響を除外すると、営業利益の報告値と調整値は、前年同期比でそれぞれ11%の増加および10%の減少であった。
- 年初来の営業利益の報告値および調整値は、前年同期比でそれぞれ47%減の2億2,400万ドル、21%増の5億7,200万ドルとなった。営業利益の報告値の減少は、好調な価格構成と販売数量の増加により一部相殺されたものの、アルコー合弁事業へのアルゼンチン資産の拠出に関連する純資産の減損と、トウモロコシおよび製造コストの増加によるものである。外国為替変動の影響を除外すると、営業利益の報告値と調整値は、前年同期比でそれぞれ49%の減少と19%の増加であった。
- 第3四半期の営業利益の報告値は、調整値を900万ドル上回り、これは、コストスマート (Cost Smart) 関連の構造改革費用が一部相殺されたものの、アルコー合弁事業へのアルゼンチン資産の拠出に関連する純資産の減損の有利な修正が行われたことによるものであった。
- 年初来の営業利益は、調整後の営業利益を3億4,800万ドル下回った。これは主に、アルゼンチンの資産をアルコー合弁事業に拠出したことに関連して、純資産の減損を計上したことによるものである。
北米
純売上高
$ in millions | 2020 Net Sales |
FX Impact |
Volume | Price mix |
2021 Net Sales |
% change | % change excl. FX |
||
Third quarter | 928 | 6 | 32 | 117 | 1,083 | 17 | % | 16 | % |
Year-to-Date | 2,739 | 23 | 107 | 227 | 3,096 | 13 | % | 12 | % |
セグメント別営業利益
$ in millions | 2020 | FX Impact |
Business Drivers |
2021 | % change | % change excl. FX |
||
Third quarter | 132 | 1 | -13 | 120 | -9 | % | -10 | % |
Year-to-Date | 358 | 4 | 41 | 403 | 13 | % | 11 | % |
- 第3四半期の営業利益は、前年同期比1,200万ドル減の1億2,000万ドル、年初来の営業利益は、前年同期比4,500万ドル増の4億300万ドルとなった。第3四半期においては、サウス・スー・シティおよびバンスコイ工場における植物性タンパク質事業の拡張に関連する費用を含む、トウモロコシおよび製造コストの上昇が減少の要因となった。年初来では、投入コストの上昇により一部相殺されたものの、良好な価格構成と販売数量の増加により増加した。
南米
純売上高
$ in millions | 2020 Net Sales |
FX Impact |
Volume | Price mix |
2021 Net Sales |
% change | % change excl. FX |
||
Third quarter | 224 | – | -34 | 70 | 260 | 16 | % | 16 | % |
Year-to-Date | 643 | -19 | -1 | 178 | 801 | 25 | % | 27 | % |
セグメント別営業利益
$ in millions | 2020 | FX Impact |
Business Drivers |
2021 | % change | % change excl. FX |
||
Third quarter | 29 | – | 6 | 35 | 21 | % | 20 | % |
Year-to-Date | 68 | -2 | 42 | 108 | 59 | % | 62 | % |
- 第3四半期の営業利益は、前年同期比6百万ドル増の3,500万ドル、年初来の営業利益は、前年同期比4,000万ドル増の1億800万ドルとなった。当四半期および年初来の増加は有利な価格構成によるもので、トウモロコシのコスト上昇により一部相殺された。為替の影響を除くと、第3四半期および年初来の同セグメントの営業利益は、それぞれ20%および62%増加した。アルゼンチンの業績は、超インフレ会計により米ドル建てで計上されている。
アジア太平洋地域
純売上高
$ in millions | 2020 Net Sales |
FX Impact |
Volume | Price mix |
2021 Net Sales |
% change | % change excl. FX |
||
Third quarter | 207 | 1 | 18 | 19 | 245 | 18 | % | 18 | % |
Year-to-Date | 583 | 24 | 108 | 13 | 728 | 25 | % | 21 | % |
セグメント別営業利益
$ in millions | 2020 | FX Impact |
Business Drivers |
2021 | % change | % change excl. FX |
||
Third quarter | 18 | – | 3 | 21 | 17 | % | 16 | % |
Year-to-Date | 60 | 3 | 7 | 70 | 17 | % | 13 | % |
- 第3四半期の営業利益は前年同期比300万ドル増の2,100万ドル、年初来の営業利益は前年同期比1,000万ドル増の7,000万ドルとなった。第3四半期においては、貨物運賃および製造コストの上昇により一部相殺されたものの、販売数量の増加および価格構成の好転により増加した。年初来では、販売数量の増加および為替の有利な影響により増加した。
ヨーロッパ、中東、アフリカ (EMEA)
純売上高
$ in millions | 2020 Net Sales |
FX Impact |
Volume | Price mix |
2021 Net Sales |
% change | % change excl. FX |
||
Third quarter | 143 | 4 | 22 | 6 | 175 | 22 | % | 20 | % |
Year-to-Date | 429 | 23 | 48 | 14 | 514 | 20 | % | 14 | % |
セグメント別営業利益
$ in millions | 2020 | FX Impact |
Business Drivers |
2021 | % change | % change excl. FX |
||
Third quarter | 25 | 1 | -3 | 23 | -8 | % | -11 | % |
Year-to-Date | 73 | 4 | 9 | 86 | 18 | % | 12 | % |
- 第3四半期の営業利益は前年同期比200万ドル減の2,300万ドル、年初来の営業利益は前年同期比1,300万ドル増の8,600百万ドルとなった。第3四半期の減少は、パキスタンにおけるトウモロコシやエネルギーコストの上昇によるものであった。年初来では、主にパキスタンでのトウモロコシ純生産コストの低下と価格構成の好転、欧州での為替の好影響により増加した。
配当、自社株買い
イングレディオンは、現金配当と自社株買いを通じて、株主に現金を還元し続けている。
2021年7月には、2021年7月1日時点で登録されている株主に対し、1株当たり0.64ドル (合計4,300万ドル) の四半期キャッシュ配当が支払われ、年初来の配当金は1億3,800万ドルとなった。2021年9月には、同社は四半期配当金を0.01ドル増額して1株当たり0.65ドルとし、7年連続の年間配当金の増額を実現した。
イングレディオンは、第3四半期に4,400万ドルの発行済普通株式を買い戻した。これにより、イングレディオン社の2021年までの年初来自社株買い総額は6,800万ドルとなった。
2021年通年の見通し
2021年通期の調整後EPSは、2020年の6.23ドルに対し、6.65ドルから7.00ドルの範囲になると見込んでおり、前回発表した通期見通しの6.45ドルから6.85ドルから上方修正した。この予想は、買収関連の統合および再編費用、ならびに潜在的な減損損失を考慮していない。
昨年と比較して、2021年通年の見通しは以下の通りである。北米の営業利益は、販売数量の増加および営業費用の減少により、1桁台後半から1桁台半ばの増加を見込んでいる。南米の営業利益は、アルゼンチンのアルコー合弁事業の影響を含め、良好な価格構成により20%から25%の増加を見込んでいる。アジア太平洋地域の営業利益は、販売数量の増加により一桁台後半の増加を見込んでいる。欧州・中東・アフリカ地域の営業利益は、販売数量の増加により一桁台後半の増加を見込んでいるが、投入コストの上昇により一部相殺されると予想される。コーポレートコストは、グローバル機能およびセンターオブエクセレンスへの投資により、1桁台前半の増加を見込んでいる。なお、通期の調整後営業利益は1桁台後半の増加を見込んでいる。
通期の営業キャッシュフローは4億5,000万ドルから5億5,000万ドルの範囲になると見込まれ、これには予想売上高の増加にともなう予想運転資本の増加と、トウモロコシ価格の上昇による在庫への影響が含まれている。通年の資本支出は3億2,000万ドルから3億5,000万ドルを見込んでいる。
通年では、同社は、実効税率の報告値が46.0%から51.0%で、実効税率の調整値が25.5%から27.0%になると見込んでいる。
カンファレンスコールおよびウェブキャストの詳細
イングレディオンは、2021年11月2日 (火) 米国中部時間午前8時/米国東部時間午前9時に、社長兼最高経営責任者のジム・ザリーと執行副社長兼最高財務責任者のジェームズ・グレイ (James Gray) が主催するカンファレンスコールを開催する。会議はリアルタイムでウェブキャストされ、https://ir.ingredionincorporated.com/events-and-presentationsからアクセスできる。会議で使用されるプレゼンテーション資料は、同社ウェブサイトからアクセスでき、会議開始の数時間前からダウンロードできる。限定期間にわたり、以下で収録の再生が可能である。https://ir.ingredionincorporated.com/financial-information/quarterly-results.
イングレディオンについて
イングレディオン・インコーポレーテッド (Ingredion Incorporated) (NYSE: INGR) は、シカゴ近郊に、本社を置く、世界トップクラスの原料ソリューションプロバイダーであり、120カ国以上に製品とサービスを提供している。2020年の年間純売上高は約60億ドル、食品、飲料、動物栄養、醸造、産業市場に対して、穀物、果物、野菜、およびその他の植物性の素材を付加価値のある原料ソリューションに加工して提供している。世界各地にIngredion Idea Labs®イノベーションセンターを置くほか、約12,000人の従業員を擁し、開発過程で顧客と協力し合い、人、自然、テクノロジーの可能性を集結して目的を達成し、生活の向上に貢献している。同社の詳細情報と最新ニュースについては、ingredion.comを閲覧されたい。
将来の見通しに関する記述
本ニュースリリースには、1933年証券法第27A条および改正、後の1934年証券取引法第21E条の意味における将来の見通しに関する記述が含まれている。イングレディオンは、これらの将来の見通しに関する記述が、このような記述に関する免責条項の対象となることを意図している。
将来の見通しに関する記述には、2021年度通期の調整後EPS、調整後営業利益、営業活動によるキャッシュ、資本支出、報告済みおよび調整後実効税率に関する同社の予想、同社の将来の見通しや財務状況、売上高、営業利益、数量、企業コスト、税率、資本支出、費用、その他の財務項目に関する記述、経営陣の計画や戦略、その目標を含む当社の見通しや将来の事業に関する記述、およびこれらの基礎となる仮定、期待、信念が含まれる。
これらの記述は、「可能性」、「予定する」、「すべき」、「予想する」、「想定する」、「信じる」、「計画する」、「推定する」、「見積もる」、「期待する」、「意図する」、「継続する」、「プロフォーマ」、「予測」、「展望」、「推進」、「機会」、「見込み」、「暫定的」、またはその他の同様の表現、あるいはそれらの否定的表現により特定できることがある。本ニュースリリースにおける過去の事実に関する記述、または本ニュースリリースで参照される過去の事実、または言及として本リリースに組み込まれている過去の事実に関する記述以外のすべての記述は、「将来の見通しに関する記述」である。
これらの記述は、現在の状況または期待に基づいているが、特定の固有のリスクや不確実性に影響される可能性があり、その多くは予測が困難で、同社が支配できる範囲を超えている。これらの将来の見通しに関する記述に反映された当社の期待は合理的な仮定に基づいていると当社は考えているが、投資家は、当社の期待が正しいことを証明する保証がないことに注意すべきである。
実際の業績や展開は、新型コロナウイルス感染が当社製品の需要や業績に与える影響、果糖ぶどう糖液糖や当社が製造するその他の製品に関する消費者の嗜好の変化などの様々な要因により、これらの記述で表明された、あるいは暗示された期待と大きく異なる可能性がある。世界的な経済状況、ならびに当社が原材料を購入し、製品を製造または販売している様々な地域や国の顧客や消費者に影響を与える一般的な政治、経済、ビジネス、市場の状況(特に南米の経済・通貨・政治状況、欧州の経済・政治状況を含む)の影響、およびこれらの要因が当社の販売数量、製品価格、顧客に対する債権回収能力に与える影響、当社がサービスを提供し、売上の大部分を占める主要産業(食品、飲料、動物栄養、醸造業など)の将来の財務状況、遺伝子組換えやバイオテクノロジーを利用して開発された製品が受け入れられるかどうかの不確実性、市場に受け入れられる速度や品質で新製品や新サービスを開発または獲得する当社の能力、当社の主要製品および副産物、特にコーン油の市場および価格を含む、トウモロコシ精製業界および関連業界における競争および顧客からの圧力の増大、ポテトスターチ、タピオカ、アラビアガム、および当社製品の一部のベースとなっている特定品種のトウモロコシを含む原材料の入手可能性、およびトウモロコシやその他の原材料のコスト上昇を顧客に転嫁する能力、パキスタンのエネルギー問題を含むエネルギーコストおよび入手可能性、コストを抑制し、予算を達成し、期待されるシナジー効果を実現する当社の能力(計画された保守・投資プロジェクトを期限内・予算内に完了する能力、コスト・スマート・プログラムの下で期待される節約効果を実現する能力、ならびに運賃・配送費に関する能力を含む)、金融・資本市場の動向(為替変動、金利・為替レートの変動、市場のボラティリティ、およびこれらの変動に対するヘッジの関連リスクを含む)、有利な条件での買収や戦略的提携を成功させる能力、買収した事業の統合や戦略的提携の実施・維持を成功させ、これらすべてに関連して期待されるシナジー効果を実現する能力、製造施設の運営上の問題、営業権や長期性資産の減損処理の影響、税率の変更や法人税等の追加負担、良好な労使関係を維持する能力、自然災害、戦争または類似の敵対行為、テロリズムの脅威または行為、新型コロナウイルス感染などのパンデミックの発生や継続、その他当社が制御できない重大な事象の発生が当社の事業に与える影響、政府の政策・法律・規制の変更、環境規制への対応を含む法令遵守のためのコスト、気候変動の潜在的影響、情報技術システム、プロセスおよびサイトに関するセキュリティ侵害、合理的な利率で資金を調達する能力、および将来の成長と拡大のための十分な資金の確保に影響を与えるその他の要因、株式市場の変動および当社の株価に悪影響を与えうるその他の要因、当社の配当政策の継続に影響を与えるリスク、および財務報告に係る内部統制の重要な弱点を適時に修正する能力。
当社の将来の見通しに関する記述は、作成日時点の状況でのみ述べられており、当社は、新しい情報または将来の出来事や開発の結果として、作成日以降に発生した出来事や状況を反映するために、将来の見通しに関する記述を更新する義務を負わないものとする。当社がこれらの記述の1つ以上を更新または修正した場合でも、投資家は当社がさらなる更新または訂正を行うと判断すべきではない。これらのリスクおよびその他のリスクの詳細については、証券取引委員会 (SEC) に提出された2020年12月31日に終了した年度のForm 10-Kによる年次報告書、およびForm 10-Qおよび8-Kによるその後の報告書に含まれる「リスク要因」およびその他の情報を参照されたい。
問い合わせ先:
投資家:Jason Payant, 708-551-2584
報道機関:Becca Hary, 708-551-2602
イングレディオン インコーポレーテッド (「イングレディオン」) | ||||||||||||||||||||
連結損益計算書 (要約) | ||||||||||||||||||||
(未監査) | ||||||||||||||||||||
(in millions, except per share amounts) | Three Months Ended September 30, |
Change % |
Nine Months Ended September 30, |
Change % |
||||||||||||||||
2021 | 2020 | 2021 | 2020 | |||||||||||||||||
Net sales | $ | 1,763 | $ | 1,502 | 17 | % | $ | 5,139 | $ | 4,394 | 17 | % | ||||||||
Cost of sales | 1,440 | 1,176 | 4,098 | 3,474 | ||||||||||||||||
Gross profit | 323 | 326 | (1 | %) | 1,041 | 920 | 13 | % | ||||||||||||
Operating expenses | 164 | 155 | 6 | % | 484 | 456 | (6 | %) | ||||||||||||
Other (income) expense, net | (1 | ) | 2 | (29 | ) | 4 | ||||||||||||||
Restructuring/impairment charges and related adjustments | (12 | ) | 16 | 362 | 41 | |||||||||||||||
Operating income | 172 | 153 | 12 | % | 224 | 419 | (47 | %) | ||||||||||||
Financing costs, net | 20 | 22 | 58 | 59 | ||||||||||||||||
Other, non-operating (income), net | (1 | ) | (2 | ) | (4 | ) | (3 | ) | ||||||||||||
Income before income taxes | 153 | 133 | 15 | % | 170 | 363 | (53 | %) | ||||||||||||
Provision for income taxes | 34 | 40 | 113 | 125 | ||||||||||||||||
Net income | 119 | 93 | 28 | % | 57 | 238 | (76 | %) | ||||||||||||
Less: Net income attributable to non-controlling interests | 1 | 1 | 7 | 5 | ||||||||||||||||
Net income attributable to Ingredion | $ | 118 | $ | 92 | 28 | % | $ | 50 | $ | 233 | (79 | %) | ||||||||
Earnings per common share attributable to Ingredion | ||||||||||||||||||||
common shareholders: | ||||||||||||||||||||
Weighted average common shares outstanding: | ||||||||||||||||||||
Basic | 67.0 | 67.2 | 67.2 | 67.2 | ||||||||||||||||
Diluted | 67.6 | 67.6 | 67.8 | 67.6 | ||||||||||||||||
Earnings per common share of Ingredion: | ||||||||||||||||||||
Basic | $ | 1.76 | $ | 1.37 | 28 | % | $ | 0.74 | $ | 3.47 | (79 | %) | ||||||||
Diluted | $ | 1.75 | $ | 1.36 | 29 | % | $ | 0.74 | $ | 3.45 | (79 | %) |
イングレディオン インコーポレーテッド (「イングレディオン」) | ||||||||
連結バランスシート (要約) | ||||||||
(in millions, except share and per share amounts) | September 30, 2023 | December 31, 2020 | ||||||
(Unaudited) | ||||||||
Assets | ||||||||
Current assets | ||||||||
Cash and cash equivalents | $ | 434 | $ | 665 | ||||
Short-term investments | 4 | – | ||||||
Accounts receivable – net | 1,128 | 1,011 | ||||||
Inventories | 1,093 | 917 | ||||||
Prepaid expenses | 74 | 54 | ||||||
Total current assets | 2,733 | 2,647 | ||||||
Property, plant and equipment – net | 2,369 | 2,455 | ||||||
Goodwill | 916 | 902 | ||||||
Other intangible assets – net | 424 | 444 | ||||||
Operating lease assets | 191 | 173 | ||||||
Deferred income tax assets | 17 | 23 | ||||||
Other assets | 336 | 214 | ||||||
Total assets | $ | 6,986 | $ | 6,858 | ||||
Liabilities and equity | ||||||||
Current liabilities | ||||||||
Short-term borrowings | 398 | $ | 438 | |||||
Accounts payable and accrued liabilities | 1,059 | 1,020 | ||||||
Total current liabilities | 1,457 | 1,458 | ||||||
Other non-current liabilities | 226 | 227 | ||||||
Long-term debt | 1,748 | 1,748 | ||||||
Non-current operating lease liabilities | 152 | 136 | ||||||
Deferred income tax liabilities | 200 | 217 | ||||||
Total liabilities | 3,783 | 3,786 | ||||||
Share-based payments subject to redemption | 32 | 30 | ||||||
Redeemable non-controlling interests | 68 | 70 | ||||||
Equity | ||||||||
Ingredion stockholders’ equity: | ||||||||
Preferred stock – authorized 25,000,000 shares – $0.01 par value, none issued | – | – | ||||||
Common stock – authorized 200,000,000 shares – $0.01 par value, 77,810,875 shares issued at September 30, 2023 and December 31, 2020 | 1 | 1 | ||||||
Additional paid-in capital | 1,155 | 1,150 | ||||||
Less: Treasury stock (common stock; 11,295,044 and 10,795,346 shares at September 30, 2023 and December 31, 2020, respectively) at cost | (1,072 | ) | (1,024 | ) | ||||
Accumulated other comprehensive loss | (877 | ) | (1,133 | ) | ||||
Retained earnings | 3,877 | 3,957 | ||||||
Total Ingredion stockholders’ equity | 3,084 | 2,951 | ||||||
Non-redeemable non-controlling interests | 19 | 21 | ||||||
Total equity | 3,103 | 2,972 | ||||||
Total liabilities and equity | $ | 6,986 | $ | 6,858 |
イングレディオン インコーポレーテッド (「イングレディオン」) | ||||||||
連結キャッシュフロー計算書 (要約) | ||||||||
(未監査) | ||||||||
For the Nine Months Ended September 30, | ||||||||
(in millions) | 2021 | 2020 | ||||||
Cash provided by operating activities: | ||||||||
Net income | $ | 57 | $ | 238 | ||||
Adjustments to reconcile net income to net cash provided by operating activities: | ||||||||
Depreciation and amortization | 155 | 158 | ||||||
Mechanical stores expense | 40 | 39 | ||||||
Deferred income taxes | (25 | ) | (1 | ) | ||||
Impairment on disposition of assets | 340 | – | ||||||
Charge for fair value markup of acquired inventory | – | 3 | ||||||
Margin accounts | (34 | ) | 6 | |||||
Changes in other trade working capital | (258 | ) | 80 | |||||
Other | (16 | ) | 39 | |||||
Cash provided by operating activities | 259 | 562 | ||||||
Cash used for investing activities: | ||||||||
Capital expenditures and mechanical stores purchases, net proceeds on disposals | (186 | ) | (250 | ) | ||||
Payments for acquisitions, net of cash acquired | (40 | ) | (208 | ) | ||||
Investment in a non-consolidated affiliate | (8 | ) | (6 | ) | ||||
Short-term investments | (4 | ) | 4 | |||||
Cash used for investing activities | (238 | ) | (460 | ) | ||||
Cash (used for) provided by financing activities: | ||||||||
(Payments on) proceeds from borrowings, net | (390 | ) | 341 | |||||
Commercial paper borrowings, net | 350 | – | ||||||
Debt issuance costs | – | (9 | ) | |||||
Repurchases of common stock, net | (68 | ) | – | |||||
Issuances of common stock for share-based compensation, net of settlements | 10 | 2 | ||||||
Dividends paid, including to non-controlling interests | (138 | ) | (132 | ) | ||||
Cash (used for) provided by financing activities | (236 | ) | 202 | |||||
Effect of foreign exchange rate changes on cash | (16 | ) | (15 | ) | ||||
(Decrease) increase in cash and cash equivalents | (231 | ) | 289 | |||||
Cash and cash equivalents, beginning of period | 665 | 264 | ||||||
Cash and cash equivalents, end of period | $ | 434 | $ | 553 |
イングレディオン インコーポレーテッド (「イングレディオン」) | |||||||||||||||||||||||||||
補足財務情報 | |||||||||||||||||||||||||||
(未監査) | |||||||||||||||||||||||||||
I. 純売上高・営業利益の地理的情報 | |||||||||||||||||||||||||||
(in millions, except for percentages) | Three Months Ended September 30, | Change | Nine Months Ended September 30, | Change | Change | ||||||||||||||||||||||
2021 | 2020 | Change | Excl. FX | 2021 | 2020 | % | Excl. FX | ||||||||||||||||||||
Net Sales | |||||||||||||||||||||||||||
North America | $ | 1,083 | $ | 928 | 17 | % | 16 | % | $ | 3,096 | $ | 2,739 | 13 | % | 12 | % | |||||||||||
South America | 260 | 224 | 16 | % | 16 | % | 801 | 643 | 25 | % | 27 | % | |||||||||||||||
Asia-Pacific | 245 | 207 | 18 | % | 18 | % | 728 | 583 | 25 | % | 21 | % | |||||||||||||||
EMEA | 175 | 143 | 22 | % | 20 | % | 514 | 429 | 20 | % | 14 | % | |||||||||||||||
Total Net Sales | $ | 1,763 | $ | 1,502 | 17 | % | 17 | % | $ | 5,139 | $ | 4,394 | 17 | % | 16 | % | |||||||||||
Operating Income | |||||||||||||||||||||||||||
North America | $ | 120 | $ | 132 | (9 | %) | (10 | %) | $ | 403 | $ | 358 | 13 | % | 11 | % | |||||||||||
South America | 35 | 29 | 21 | % | 20 | % | 108 | 68 | 59 | % | 62 | % | |||||||||||||||
Asia-Pacific | 21 | 18 | 17 | % | 16 | % | 70 | 60 | 17 | % | 13 | % | |||||||||||||||
EMEA | 23 | 25 | (8 | %) | (11 | %) | 86 | 73 | 18 | % | 12 | % | |||||||||||||||
Corporate | (36 | ) | (25 | ) | (44 | %) | (44 | %) | (95 | ) | (86 | ) | (10 | %) | (10 | %) | |||||||||||
Sub-total | 163 | 179 | (9 | %) | (10 | %) | 572 | 473 | 21 | % | 19 | % | |||||||||||||||
Acquisition/integration costs | – | (5 | ) | (5 | ) | (8 | ) | ||||||||||||||||||||
Equity method acquisition charges | (3 | ) | – | 4 | – | ||||||||||||||||||||||
Restructuring/impairment charges | (8 | ) | (16 | ) | (22 | ) | (41 | ) | |||||||||||||||||||
Impairment on disposition of assets | 20 | – | (340 | ) | – | ||||||||||||||||||||||
Other matters | – | – | 15 | – | |||||||||||||||||||||||
Charge for fair value markup of acquired inventory | – | (3 | ) | – | (3 | ) | |||||||||||||||||||||
North America storm damage | – | (2 | ) | – | (2 | ) | |||||||||||||||||||||
Total Operating Income | $ | 172 | $ | 153 | 12 | % | 11 | % | $ | 224 | $ | 419 | (47 | %) | (49 | %) |
II. Non-GAAP情報
一般会計原則 (「GAAP」) に基づいて作成された連結財務結果を補完するために、取得コストや統合コスト、構造改革および減損コスト、メキシコの税引当 (有利)、およびその他の特定の特別項目などの特定GAAP項目を除外するヒストリカルなnon-GAAP財務指標を使用している。これらのnon-GAAPの金額を参照する場合は、一般的に「調整済み」という用語を使用する。
経営陣は、内部ではnon-GAAP財務指標を使用して、戦略的意思決定、将来の結果の予測、現在の業績の評価を行う。また、経営陣がnon-GAAP財務指標を開示する目的は、投資家に対し、提示した期間における当社の業績と動向に関して、より有意義かつ一貫性のある比較を提供することにある。これらのnon-GAAP財務指標は、GAAPに従って提示された結果に加えて、および関連して使用されており、当社の事業を別の側面から見ることができるが、GAAPの結果と合わせて見ることによって、当社の事業に影響を与える要因や動向の全体像を把握することができる。これらのnon-GAAP指標は、GAAPに従って計算された対応する指標の代わりとしてではなく、補足として考慮されるべきである。
non-GAAP財務指標は、GAAPに従って作成されていない。したがってこの情報は、他社が発表する同様の指標に必ずしも対応しない。従来の各non-GAAP財務指標と比較し、最も類似するGAAP指標は、以下の表に示されている。
イングレディオン インコーポレーテッド (「イングレディオン」) | ||||||||||||||||||||||||||||
GAAP方式の純利益(イングレディオン社に帰属)および希薄化後1株当たり利益(「EPS」)および | ||||||||||||||||||||||||||||
Non-GAAP方式の調整後純利益(イングレディオン社に帰属)および調整後希薄化後1株当たり利益の調整 | ||||||||||||||||||||||||||||
(未監査) | ||||||||||||||||||||||||||||
Three Months Ended | Three Months Ended | Nine Months Ended | Nine Months Ended | |||||||||||||||||||||||||
September 30, 2023 | September 30, 2020 | September 30, 2023 | September 30, 2020 | |||||||||||||||||||||||||
(in millions) | Diluted EPS | (in millions) | Diluted EPS | (in millions) | Diluted EPS | (in millions) | Diluted EPS | |||||||||||||||||||||
Net income attributable to Ingredion | $ | 118 | $ | 1.75 | $ | 92 | $ | 1.36 | $ | 50 | $ | 0.74 | $ | 233 | $ | 3.45 | ||||||||||||
Add back: | ||||||||||||||||||||||||||||
Acquisition/integration costs, net of an insignificant amount of income tax expense for the three and nine months ended September 30, 2023, and net of income tax benefit of $1 million and $2 million for the three and nine months ended September 30, 2020 (i) | – | – | 4 | 0.06 | 5 | 0.08 | 6 | 0.10 | ||||||||||||||||||||
Equity method acquisition charges, net of income tax expense of $ – million and $4 million for the three and nine months ended September 30, 2023, respectively (ii) | 4 | 0.06 | – | – | 1 | 0.01 | – | – | ||||||||||||||||||||
Restructuring/impairment charges, net of income tax benefit of $1 million and $5 million for the three and nine months ended September 30, 2023, respectively, and $1 million and $7 million for the three and nine months ended September 30, 2020, respectively (iii) | 7 | 0.10 | 15 | 0.22 | 17 | 0.25 | 34 | 0.51 | ||||||||||||||||||||
Impairment on disposition of assets, net of $ – million of income tax benefit for the three and nine months ended September 30, 2023 (iv) | (20 | ) | (0.30 | ) | – | – | 340 | 5.02 | – | – | ||||||||||||||||||
Other matters, net of income tax expense of $ – and $5 million for the three and nine months ended September 30, 2023, respectively (v) | – | – | – | – | (10 | ) | (0.15 | ) | – | – | ||||||||||||||||||
Charge for fair value markup of acquired inventory, net of income tax benefit of $ – for the three and nine months ending September 30, 2020, respectively (vi) | – | – | 3 | 0.04 | – | – | 3 | 0.04 | ||||||||||||||||||||
Charge for early extinguishment of debt, net of income tax benefit of $1 million for the three and nine months ended September 30, 2020, respectively (vii) | – | – | 4 | 0.06 | – | – | 4 | 0.06 | ||||||||||||||||||||
North America storm damage, net of income tax benefit of $ – for the three and nine months ended September 30, 2020, respectively (viii) | – | – | 2 | 0.03 | – | – | 2 | 0.03 | ||||||||||||||||||||
Tax provision (benefit) – Mexico (ix) | 5 | 0.07 | (6 | ) | (0.08 | ) | 4 | 0.06 | 16 | 0.24 | ||||||||||||||||||
Other tax matters (x) | (1 | ) | (0.01 | ) | 6 | 0.09 | (29 | ) | (0.43 | ) | 6 | 0.09 | ||||||||||||||||
Non-GAAP adjusted net income attributable to Ingredion | $ | 113 | $ | 1.67 | $ | 120 | $ | 1.77 | $ | 378 | $ | 5.58 | $ | 304 | $ | 4.50 |
注釈
(i) 2023年9月30日までの3ヵ月間および9ヵ月間に、同社は主にピュアサークルリミテッド (PureCircle Limited)、カテック (KaTech)、およびバーディエントフード (Verdient Foods, Inc.)、およびVerdient Foods, Inc.から取得した事業の買収および統合に関連して、買収・統合費用としてそれぞれ-百万ドルおよび500万ドルの税引前費用を計上した。2020年9月末日までの3ヵ月間および9ヵ月間において、主にピュアサークルリミテッドから取得した事業の買収・統合に関連して、税引前費用としてそれぞれ500万ドルおよび800万ドルを計上した。「イングレディオンに帰属する調整後純利益の調整」の表に記載されている買収および統合費用は、非支配持分に帰属する費用を除く。
(ii) 2023年9月30日までの3ヵ月間および9ヵ月間において、アムリス・インク (Amyris, Inc、以下「アムリス」) およびアルコー (Arcor) の合弁事業であるイングリアーホールディングス (Ingrear Holdings, S.A.) に対する持分法投資に関連して、それぞれ300万ドルの税引前費用および400万ドルの税引前利益を計上した。
アムリスの持分法投資の一環として、同社はアムリスの発酵甘味料「レバウディオシド (rebaudioside) M(以下「レブM」)の独占的商業化権、アムリスのレブM製造技術の独占的ライセンス、およびレブM合弁事業の31%の所有権を保有している。イングレディオンは、ジョイントベンチャー所有権と引き換えに、1,000万ドルの現金、通常の知的財産権ライセンス、および1,800万ドル相当のその他の対価など、総額2,800万ドルの対価を提供した。この取引により、2021年9月30日までの9ヵ月間において、連結損益計算書 (要約) に800万米ドルのその他の (収入) 費用 (純額) が計上された。この取引による利益は、2021年9月に終了した9ヶ月間に、買収費用100万米ドルによって一部相殺された。また、「イングレディオンに帰属する調整後純利益の調整」の表に記載されている持分法による買収費用は、非支配持分に帰属する買収利益100万ドルを控除して表示されている。
2021年9月30日までの3ヶ月間および9ヶ月間において、同社はイングリアー (Ingrear) に対する持分法投資と引き換えに、同社のアルゼンチン事業のアルコー合弁事業の拠出を最終的に決定するために必要なすべてのクロージング条件および契約を締結した。同社は、この持分法投資に関連して、税引前の買収費用3百万米ドルを計上した。
(iii) 2023年9月30日までの3ヵ月間に、同社は税引前の構造改革関連費用として800万ドルを計上した。その内訳は、コストスマート (Cost Smart) SG&Aプログラムに関連したプロフェッショナルサービスを含む従業員関連およびその他費用400万ドル、コストスマート・コストオブセールス (Cost Smart Cost of Sales) プログラムの一環として主に北米で発生した構造改革関連費用300万ドル、アルコー合弁事業へのアルゼンチンの拠出に関連した従業員関連費用およびその他の構造改革費用100万ドルである。2021年9月30日までの9ヵ月間において、同社は税引前で2,200万ドルの構造改革関連費用を計上した。その内訳は、コストスマートSG&Aプログラムに関連したプロフェッショナルサービスを含む従業員関連およびその他費用1,300万ドル、主に北米におけるコストスマート・コストオブセールス・プログラムの一環としての構造改革関連費用1,100万ドル、アルコー合弁事業へのアルゼンチンの拠出に関連した従業員関連費用およびその他の構造改革費用300万ドルとなっている。コストスマート・コストオブセールス・プログラムの費用は、当年度にカリフォルニア州ストックトンの土地および建物を売却したことによる500万ドルの利益で一部相殺された。
2020年9月30日までの3ヵ月間に、同社は税引前の事業再編・減損費用として600万ドルを計上した。その内訳は、コストスマートSG&Aプログラムに関連したプロフェッショナルサービスを含む従業員関連費用およびその他の費用400万ドルと、コストスマート・コストオブセールス・プログラムの一環として主に北米およびAPACで発生した事業再編関連費用200万ドルである。2020年9月30日までの9ヵ月間に、同社は税引前の構造改革・減損費用として4,100万ドルを計上した。その内訳は、コストスマート・コストオブセールス・プログラムの一環として主に北米およびアジア太平洋地域で発生した構造改革関連費用1,700万ドルと、コストスマートSG&Aプログラムに関連して発生したプロフェッショナルサービスを含む従業員関連費用およびその他の費用1,400万ドルである。また、2020年9月30日までの3ヵ月間において、バーディエントフードの残りの80%の持分の合意購入価格に起因する投資の公正価値の減少を契機に、持分法投資について1,000万ドルの減損を計上した。
(iv) 2023年9月30日までの9ヵ月間において、同社のアルゼンチン事業のアルコー合弁事業への拠出に関連して、3億4,000万ドルの純資産減損を計上した。この減損は、拠出した特定のアルゼンチン、チリ、ウルグアイの資産・負債の合意された公正価値に対する29百万米ドルの評価損と、拠出した純資産に関連する累積為替損失の311百万米ドルの評価損を反映している。2021年9月30日までの3ヵ月間に、取引の最終決定にともない2,000万ドルの減損の有利な調整を行い、第1四半期に計上した3億6,000万ドルの資産減損を減少させた。
(v) 2023年5月に、ブラジル最高裁判所は、特定の間接税算定に関する判決を下した。この判決により、同社が前年までに受けた下級裁判所の判決が確定し、これまでに計上した税額控除の有効性が認められた。最高裁判所の判決により、これまで裁判所の確定判決待ちだった、2015年から2018年の税額控除1,500万ドルの追加計上が可能となった。同社は、2021年9月30日までの9ヵ月間に、1,500万ドルの追加クレジットを連結損益計算書(要約)のその他の収益(費用)純額に計上した。
(vi) 2020年9月30日までの3ヵ月間および9ヵ月間には、ピュアサークルリミテッドの在庫の購入に関連するフロースルーコストが含まれているが、これは企業結合会計のルールにしたがって取得日の公正価値に調整されている。
(vii) 2020年9月30日までの3ヵ月間および9ヵ月間において、2020年11月1日を期日とする4億ドルの4.625%シニア・ノートの早期債務消滅に直接関連する費用として500万ドルを計上した。なお同社は、要約連結損益計算書の資金調達コスト(純額)に償還費用を計上している。
(viii) 2020年9月30日までの3ヵ月間および9ヵ月間において、同社は米国アイオワ州シーダーラピッズの製造施設に暴風雨による損害を受けた。この施設は10日間停止し、この暴風雨による損害により、2020年9月30日までの3ヵ月間に、200万ドルの費用が発生した。同社は、この暴風雨による被害額を連結損益計算書(要約)のその他の(収益)費用(純額)に計上した。
(ix) 税項目には、メキシコ子会社の機能通貨として米ドルを使用していることによる影響が反映されている。メキシコの実効税率は、メキシコペソ建ての財務諸表を米ドル建てで再計算することにより、大きな影響を受ける。期間中の米ドルに対するメキシコペソの変動により、2021年9月30日までの3ヵ月間に500万ドルの税金引当金および600万ドルの税効果、2021年9月30日までおよび2020年9月末日までの3ヵ月間に、それぞれ400万ドルおよび1,600万ドルの税金引当金を計上した。
(x) この項目は、海外子会社の一部の未送金利益に関連する税金負債の戻し入れ、会社間の組織再編にかかわる税金調整、および上記のNon-GAAP追加項目の税効果に関するものであある。
イングレディオン インコーポレーテッド (「イングレディオン」) | ||||||||||||||
GAAPベースの営業利益とNon-GAAPベースの調整後営業利益の照合 | ||||||||||||||
(未監査) | ||||||||||||||
Three Months Ended | Nine Months Ended | |||||||||||||
September 30, | September 30, | |||||||||||||
(in millions, pre-tax) | 2021 | 2020 | 2021 | 2020 | ||||||||||
Operating income | $ | 172 | $ | 153 | $ | 224 | $ | 419 | ||||||
Add back: | ||||||||||||||
Acquisition/integration costs (i) | – | 5 | 5 | 8 | ||||||||||
Equity method acquisition charges (ii) | 3 | – | (4 | ) | – | |||||||||
Restructuring/impairment charges (iii) | 8 | 16 | 22 | 41 | ||||||||||
Impairment on disposition of assets (iv) | (20 | ) | – | 340 | – | |||||||||
Other matters (v) | – | – | (15 | ) | – | |||||||||
Charge for fair value markup of acquired inventory (vi) | – | 3 | – | 3 | ||||||||||
North America storm damage (viii) | – | 2 | – | 2 | ||||||||||
Non-GAAP adjusted operating income | $ | 163 | $ | 179 | $ | 572 | $ | 473 |
注記(i)~(viii)については、イングレディオンに帰属するGAAP純利益および希薄化後EPSから、イングレディオンに帰属するNon-GAAP調整後純利益および調整後希薄化後EPSへの調整に含まれる注記(i)~(viii)を参照のこと。
イングレディオン インコーポレーテッド (「イングレディオン」) | ||||||||||||||||||||||
GAAP方式の実効税率とNon-GAAP方式の調整後実効税率の照合 | ||||||||||||||||||||||
(未監査) | ||||||||||||||||||||||
Three Months Ended September 30, 2023 | Nine Months Ended September 30, 2023 | |||||||||||||||||||||
Income before | Provision for | Effective Income | Income before | Provision for | Effective Income | |||||||||||||||||
(in millions) | Income Taxes (a) | Income Taxes (b) | Tax Rate (b / a) | Income Taxes (a) | Income Taxes (b) | Tax Rate (b / a) | ||||||||||||||||
As Reported | $ | 153 | $ | 34 | 22.2 | % | $ | 170 | $ | 113 | 66.5 | % | ||||||||||
Add back: | ||||||||||||||||||||||
Acquisition/integration costs (i) | – | – | 5 | – | ||||||||||||||||||
Equity method acquisition charges (ii) | 3 | – | (4 | ) | (4 | ) | ||||||||||||||||
Restructuring/impairment charges (iii) | 8 | 1 | 22 | 5 | ||||||||||||||||||
Impairment on disposition of assets (iv) | (20 | ) | – | 340 | – | |||||||||||||||||
Other matters (v) | – | – | (15 | ) | (5 | ) | ||||||||||||||||
Tax item – Mexico (ix) | – | (5 | ) | – | (4 | ) | ||||||||||||||||
Other tax matters (x) | – | 1 | – | 29 | ||||||||||||||||||
Adjusted Non-GAAP | $ | 144 | $ | 31 | 21.5 | % | $ | 518 | $ | 134 | 25.9 | % | ||||||||||
Three Months Ended September 30, 2020 | Nine Months Ended September 30, 2020 | |||||||||||||||||||||
Income before | Provision for | Effective Income | Income before | Provision for | Effective Income | |||||||||||||||||
(in millions) | Income Taxes (a) | Income Taxes (b) | Tax Rate (b / a) | Income Taxes (a) | Income Taxes (b) | Tax Rate (b / a) | ||||||||||||||||
As Reported | $ | 133 | $ | 40 | 30.1 | % | $ | 363 | $ | 125 | 34.4 | % | ||||||||||
Add back: | ||||||||||||||||||||||
Acquisition/integration costs (i) | 5 | 1 | 8 | 2 | ||||||||||||||||||
Restructuring/impairment charges (iii) | 16 | 1 | 41 | 7 | ||||||||||||||||||
Charge for fair value markup of acquired inventory (vi) | 3 | – | 3 | – | ||||||||||||||||||
Charge for early extinguishment of debt (vii) | 5 | 1 | 5 | 1 | ||||||||||||||||||
North America storm damage (viii) | 2 | – | 2 | – | ||||||||||||||||||
Tax item – Mexico (ix) | – | 6 | – | (16 | ) | |||||||||||||||||
Other tax matters (x) | – | (6 | ) | – | (6 | ) | ||||||||||||||||
Adjusted Non-GAAP | $ | 164 | $ | 43 | 26.2 | % | $ | 422 | $ | 113 | 26.8 | % | ||||||||||
注釈 (i) から (vii) の項目については、イングレディオンに帰属するGAAP純利益、イングレディオンに帰属する希薄化後EPSのNon-GAAP調整後純利益、調整後希薄化後EPSを調整した表の注釈 (i) から (vii) を参照のこと。 |
イングレディオン インコーポレーテッド (「イングレディオン」) | ||||||||
GAAP方式の予想希薄化後1株当り利益(「GAAP EPS」)と | ||||||||
予想調整後希薄化後1株当り利益(「調整後EPS」)の照合 | ||||||||
(未監査) | ||||||||
Anticipated EPS Range | ||||||||
for Full Year 2023 | ||||||||
Low End | High End | |||||||
GAAP EPS | $ | 1.81 | $ | 2.16 | ||||
Add: | ||||||||
Acquisition/integration costs (i) | 0.08 | 0.08 | ||||||
Equity method acquisition charges (ii) | 0.01 | 0.01 | ||||||
Restructuring/impairment charges (iii) | 0.25 | 0.25 | ||||||
Impairment on disposition of assets (iv) | 5.02 | 5.02 | ||||||
Other matters (v) | (0.15 | ) | (0.15 | ) | ||||
Tax provision – Mexico (ix) | 0.06 | 0.06 | ||||||
Other tax matters (x) | (0.43 | ) | (0.43 | ) | ||||
Adjusted EPS | $ | 6.65 | $ | 7.00 |
上記は、2021年通期の予測希薄化後EPSと、2021年通期の予想修正済み希薄化後EPSを調整したものである。上記の金額は、未知の時期、効果、有意性により、本質的に予測および推定が難しい特定の将来の費用、コストおよび利益を反映していないことがある。これらの金額には、取得費用および統合費用、減損費用およびリストラ費用、その他の特定の特別な事項が含まれるが、これらに限定されるものではない。通常、これらの項目は調整後EPSガイダンスから除外している。そのため、当社はGAAP EPSの予測よりも、調整後EPSの予測に対して自信を持っている。
項目(i)から(x)については、上記の各指標については、イングレディオンに帰属するGAAP純利益、イングレディオンに帰属する希薄化後EPSのNon-GAAP調整後純利益、調整後希薄化後EPSを調整した表の脚注を参照のこと。
イングレディオン インコーポレーテッド (「イングレディオン」) | ||||||
米国GAAPにもとづく報告実効税率(「GAAP ETR」)と | ||||||
調整後実効税率(「調整後ETR」)の照合 | ||||||
(未監査) | ||||||
Anticipated Effective Tax Rate Range | ||||||
for Full Year 2023 | ||||||
Low End | High End | |||||
GAAP ETR | 46.0 | % | 51.0 | % | ||
Add: | ||||||
Acquisition/integration costs (i) | 0.1 | % | 0.1 | % | ||
Equity method acquisition charges (ii) | (0.6 | )% | (0.6 | )% | ||
Restructuring/impairment charges (iii) | 0.9 | % | 0.9 | % | ||
Impairment on disposition of assets (iv) | 0.0 | % | 0.0 | % | ||
Other matters (v) | (0.8 | )% | (0.8 | )% | ||
Tax item – Mexico (ix) | 0.2 | % | (1.3 | )% | ||
Other tax matters (x) | 4.1 | % | 4.1 | % | ||
Impact of adjustment on Effective Tax Rate (xi) | (24.4 | )% | (26.4 | )% | ||
Adjusted ETR | 25.5 | % | 27.0 | % |
上記は、2021年通期の予測GAAPベースのETRに、2021年通期の予想修正済みETRを調整したものである。上記の金額は、未知の時期、効果、有意性により、本質的に予測および推定が難しい特定の将来の費用、コストおよび利益を反映していないことがある。これらの金額には、取得費用および統合費用、減損費用およびリストラ費用、その他の特定の特別な事項が含まれるが、これらに限定されるものではない。通常、これらの項目は調整後のETRガイダンスから除外している。そのため、当社はGAAP ETRの予測よりも、調整後ETRの予測に対して自信を持っている。
項目(i)から(x)については、上記の各指標については、イングレディオンに帰属するGAAP純利益、イングレディオンに帰属する希薄化後EPSのNon-GAAP調整後純利益、調整後希薄化後EPSを調整した表の脚注を参照のこと。
(xi)項目(i)から(x)の税率の間接的な影響。